アプリの自動バックアップ方法
更新日:2023年9月27日
Qlik Sense SaaS上のアプリ(qvfファイル)をバックアップ目的で、
自動エクスポートしたい場合、1つずつ手動で実施するのは大変です。
この記事でご紹介する方法を利用すると、自動かつ簡単に、
対象のスペースにあるアプリのバックアップを取得できます。
ぜひ一度、お試し下さい!
参考情報 本記事でご紹介する内容は、以下コミュニティサイトを参考にしています。 詳細は、こちらをご確認ください。 https://community.qlik.com/t5/Qlik-Sense-Documents/Qlik-Sense-SaaS-Automating-Apps-Export/ta-p/1853947
事前準備 1)Qlik CLIのセットアップ この方法では、Qlik CLIを利用します。 以下の記事を参考にコンテキストを作成してください。 https://www.sensuke-kuriyama.com/post/qlik-cli 2)jqコマンドを利用可能にする 以下のサイトから.exeファイルのダウンロードします。 https://jqlang.github.io/jq/download/ ※OS等に適したものをダウンロードしてください。
ダウンロードできたら、ファイル名を「jq.exe」に変更します。
3)QlikSaaSExportSpaceApps.batのダウンロード 以下サイトから「QlikSaaSExportSpaceApps.bat」をダウンロードし、 「jq.exe」を配置したフォルダに配置します。 https://github.com/jptneumann/QlikSaaSExportSpaceApps
バッチファイルは改行コードがLFのため、Windows環境の場合は、 CR+LFに変更して保存し直します。
4)QlikSaaSExportSpaceApps.batの実行 コマンドプロンプトを立上げ「QlikSaaSExportSpaceApps.bat」と「jq.exe」を 配置しているフォルダに移動します。 「QlikSaaSExportSpaceApps.bat[半角スペース][スペース名]」を実行します。 例)スペース名が「test_space」の場合 QlikSaaSExportSpaceApps.bat test_space
5)アプリがエクスポートされる 4を実行後、「QlikSaaSExportSpaceApps.bat」と「jq.exe」を配置している フォルダにアプリがエクスポートされます。
6)batファイルをスケジュール登録する
定期的にバックアップを取得したい場合、Windowsのタスクスケジューラ等を
利用し、bat実行をスケジュール登録します。
補足 Qlik CLI は、外部インターネット接続を行い、Qlik Sense Enterprise SaaSへの 接続を行います。外部インターネット接続時に、プロキシサーバを経由する場合、 Qlik CLI からQlik Sense Enterprise SaaS に接続できない可能性があります。
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