異なるアプリへドリルスルー連携!アプリケーションチェーン
更新日:7月2日
Qlik Sense のアプリケーションチェーン機能の記事です
Qlik Senseのアプリケーションチェーン機能は、異なるアプリ間を連携して連携元のアプリからボタンアクションで連携先のアプリを呼び出すことができる機能です。扱うデータ量が極めて多い場合など、データを集計した連携元アプリから明細データを持つ連携先アプリを呼び出すことでレスポンスを確保するようなことが可能です。
▼Qlik Sense SaaSのアプリケーションチェーン
※ 2023年1月時点のバージョンです。
↓GIFアニメ―ションです。見にくい場合はクリックして読み込んでください。
以下は、手順です。
1.「連携先(子)」のアプリを作成します。 連携元アプリの設定時に、連携先となるアプリのアプリIDとシートIDが必要となりますので事前に取得しておきます。
▼アプリIDとシートIDは該当のシートを開いた状態のURLから取得できます。
・アプリID:URLの /app/に続く文字列(下図の d1dd で始まる文字列) ・シートID:URLの /sheet/に続く文字列(下図の 7bc32 で始まる文字列)
参考図)
2.「連携元(親)」のアプリを作成します。
連携元のアプリを作成し、シートにボタンを配置し、ボタンのプロパティにて設定を行います。
▼アクションとナビゲーションからアクションの追加し、ナビゲーション「アプリケーションチェーン」を選択します。
▼アプリIDとシート欄に上記の手順1で取得したIDを指定します。
【補足】「連携元(親)」のフィルタ条件の引継ぎについて
連携元のアプリ(親)と連携先のアプリ(子)に存在する同じ項目名のフィルタを引き継いで連携します。連携元アプリ(親)で絞り込んだ値が連携先(子)にない場合はフィルタは反映されません。
これでアプリの設定は完了です。
以上
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