その1に続いて、今度は「最近、感染者が増えている」国を確認してみました。
(※各グラフはクリックすると大きくなります)
【11週目から15週目の感染増加上位】
この1か月間の「感染者数の増加数」を確認しました。(※W11(3/8~3/14)からW15(4/5~4/11))
USが飛び抜けて多く、スペイン、イタリア、フランスと累計感染者数の多い国が続きます。
【11週目から15週目の感染増加(率)上位】
増加数で見ると、絶対数の大きいUSやヨーロッパ各国が上位となり、最近急増している国が隠れてしまいましたので、同じ期間での「増加率」を見ました。
すると、トルコが出てきました。その1の感染者数が多い国にも含まれていたので、この1か月で急激に感染が増加したのでしょう。(ちなみに、トルコの感染者数を確認すると、3/14に5名だったのが4/11には52,167名となっています)
【13週目から15週目の感染増加(率)上位】
さらに直近の2週間で確認しました。
(※W13(3/22~3/28)からW15(4/5~4/11))
すると、だいぶ顔ぶれが異なり、ナイジェリア、ギニア、リベリアなどアフリカの国が出てきました。コロナ関連のニュースではあまり聞かなかったアフリカですが、感染が増加し始めています。
ナイジェリアは10名→491名、ギニアは8名→250名となっています。
死亡者数の増加も確認しました。
【13週目から15週目の死亡増加(率)上位】
続けて、同じ期間で死亡者数が大きく増加した国を確認しました。ロシア、南アフリカ、エストニア、ホンジュラス、メキシコ、コロンビアと、ロシアや中南米地域が出てきました。これらの国は13週目には志望者数が一桁台のところが多く、増加率としては高くなりやすい国です。
【11週目から15週目の死亡増加(率)上位】
少し期間を遡り、1か月前からの増加率を確認すると、ベルギー、イギリス、スウェーデン、アメリカと欧米各国が出てきました。 中でもベルギーが突出しています。ベルギーは3月14日に4名だったのが4月11日には3,346名になっています。 ここで、少し気になったのは、これらの国もほとんどが1ヶ月前には死亡者が一桁だったということです。 下表の左側が11週から15週の死亡者増加率上位国で、右側が13週から15週の増加率上位です。
以上です。
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