ファイルが50MBしか取り込めない?!
更新日:2023年8月31日
Qlik Senseを利用している際、以下のようなエラーに遭遇したことはないでしょうか?
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エラーが発生しました
〇〇(ファイル名)のサイズは、ファイルサイズの上限を超えています。
ファイルサイズ:〇〇MB、サイズ制限: 50MG
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このエラーは、データを「ドラッグ&ドロップ」で取り込むと発生する可能性があります。
Qlik Senseでは、ドラッグ&ドロップでのデータ取り込みは「添付ファイル」として
データをアップロードする、という扱いとなり、以下の制限がございます。
▼ドラッグ&ドロップによるデータ取り込みの制限事項
・元データが更新された際に、自動更新をすることはできません。
・一度にアップロードできるファイルの最大サイズは、50 MBです。
・1アプリの添付ファイルの最大合計サイズは、200 MB です。
※メディアライブラリにアップされた画像を含みます。
したがってドラッグ&ドロップで取り込もうとしたファイルが
50MB(/ファイル)を超えていると、上記のエラーが発生します。
このように、ドラッグ&ドロップでのデータ取り込みには制限事項があることから、
実運用では「ドラッグ&ドロップ」ではなく、事前に「接続定義を作成」して、
データを取り込むことが一般的です。
接続定義を作成してデータを取り込む方法は以下のとおりです。 ▼接続定義を作成してデータを取り込む方法 1. 画面右上の「アプリの新規作成」を選択します。 2. アプリの名前を入力します。 3. 「作成」を選択します。 4. 「(アプリの名前)が正常に作成されました。」と表示されたら、 「アプリを開く」を選択します。 5. 「ファイルおよびその他のソースからデータを追加」を選択します。 6. 「ファイルの場所」を選択します。 7. データを配置したドライブを指定します。
8. データが入っているフォルダから対象のファイルを選択します。 9. 明細が表示されたことが確認できたら、右下の「次へ」を選択します。
10. データ取り込みの進捗状況を示すポップアップが出ます。
「データが正常にロードされました」と表示されたら、「閉じる」を選択します。
なお、接続定義を作成してデータを取り込む際は、以下の点に注意してください。
▼注意事項 ・「接続定義を作成」してデータを取り込む場合、データの配置場所は、 Qlik Senseがインストールされたサーバーから接続可能である必要があります。 ▽データの配置場所例 ・Qlik Senseがインストールされたサーバーのローカルフォルダ ・ファイルサーバ ・データベース ・Qlik Senseがインストールされたサーバーのローカルフォルダから データを取り込むためには、管理コンソールより以下のいずれかの 事前設定が必要です。 ▽事前設定 ・Qlik Senseの管理権限(RootAdmin or ContentAdmin)を付与する ・セキュリティルールを追加する
テスト的にデータをパパッと確認したいときには便利なドラッグ&ドロップでの
データ取り込み方法ですが、制限事項があるということを理解し、
実運用では接続定義を作成して取り込む方法を検討してみてください!
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