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イメージカラーでグラフを彩る~チャートに項目値に応じた色を設定する方法~

更新日:6月27日

Qlik Sense の棒グラフや円グラフで「製品グループのイメージカラーを使いたいな」とか「部門のイメージカラーがあるんだけど、その色にできないかなぁ」というように項目値に応じた色を使いたいと思ったことはありませんか。


項目値に応じたイメージカラーのRGB数値データがあれば、その希望が叶います!


この記事では、チャートに項目値に応じた色を設定する方法の例として、地区ごとに色情報を持たせて棒グラフに色を付けてみます。

地区別に読み込んだ色情報を使って、棒の色を設定した棒グラフの画像です
棒グラフの完成イメージ

読み込むデータは以下のような内容です。

地区ごとにRGBの数値を持たせているデータ例の画像です
色を指定するためのデータ例

~ 補足情報:使いたい色のRGBを確認したい時に参考になりそうなサイト


データを読み込んだら、「地区名」をX軸に設定した棒グラフを作成します。

棒グラフのプロパティ画面です

プロパティの[スタイル]-[色と凡例]を展開して、以下のように設定します。


  • カスタム:オフ

  • ドロップダウンリスト:数式を使用

  • 数式欄:=RGB([地区R],[地区G],[地区B]) RGB関数の引数には、RGBの順にそれぞれの数値を持つ項目名をカンマ区切りで指定します。

  • 数式は色分けされています:オン


このように項目値に応じたRGB数値があれば、円グラフやテーブル チャートでも同じようにRGBの数値をもとにした色を設定できます。


参考:オンラインヘルプ「カラー関数」




もし、数式の設定を楽にしたい場合は、以下のように「RGB(175,238,238)」のような値を読み込んでおくと、数式欄の指定が項目名だけになります。


RGB関数をつけたデータ例です
2つ目のプロパティ設定例です

一度、データを用意しておけば、別のアプリでも同じイメージカラーを使ってチャート上の色表現が可能となります。ぜひ、お試しください。








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