Qlikデータフロー入門_プロセッサー
更新日:2月11日
2025年1月に公開されたQlikのデータフローでどんな加工処理ができるか試してみました
※2025年2月時点のQlik Cloudを利用しています。
■Qlik データフローの基本操作
データフローの基本操作は「データフロー入門」をご確認ください。
■プロセッサーの基本操作
フィルター:不要なレコードを省略、複合条件も設定できデータマネージャより便利
▼「⊕」アイコンから条件式を追加します
▼条件式の設定
処理する項目:先行処理のデータ項目から選択できます
関数を適用:項目値に関数を適用できます
[絶対値に]:FAbs([項目])
[小文字に]:Lower([項目])
[大文字に]:Upper([項目])
[最初の文字を小文字に]:Lower(Left([項目],1))
[最初の文字を大文字に]:Upper(Left([項目],1))
[長さ]:Len([項目])
演算子:各種演算子が設定できます
次を使用:条件式の値を指定します
※「⊕」アイコンで複数の条件式を設定できます
▼一致する行を選択
複数の条件式を設定した際の複合ロジックを設定します
すべてのフィルター:条件式A and 条件式B
あらゆるフィルター:条件式A or 条件式B
どのフィルターでもない:Not 条件式A or 条件式B

項目を選択:一部項目のみロードしたり、重複行を削除するようなときに便利
結合:2つのテーブルを結合。データマネージャの結合よりフローが残って便利
集合
フォーク:フローを2つに分離できます
集計:GROUP BYの集計を定義できます
ソート:ORDER BYで明示的にソートしてロードします
項目を削除:一部項目を削除します
■プロセッサーの基本操作(文字列)
様々な文字列関数を利用した加工ができます
大文字に変換:Upper関数を定義できます
小文字に変換:Lower関数を定義できます
単語の先頭文字を大文字に変換:Capitalize関数を定義できます
検索と置換:Match関数とIF分で文字列を置換できます
テキストの一部を削除:所定の文字列の一部を削除できます
テキストを含む:所定の文字列を含むかどうかTRUE/FALSEで判定できます
類似のテキストに一致: 所定の文字列とのファジー度(一致しない文字数)でTRUE/FALSE判定できます
インデックスで値を抽出:Mid関数を定義できます
英数字以外の文字を削除:KeepChar関数を定義できます
数字以外の文字を削除:KeepChar関数を定義できます
末尾文字と先頭文字を削除:Trim関数を定義できます
パディングを追加:所定の文字を追加することができます
文字列に変換:Text関数を定義できます
長さを計算:Len関数を定義できます
以上
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