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執筆者の写真SENSUKE KURIYAMA

人口100万人あたりの感染者_コロナウィルス感染状況(2020/4/25)COVID-19

更新日:2023年6月24日

5月6日を期限とした緊急事態宣言。日本はGWの大型連休で人の移動を抑制し、感染者の増加や感染地域の拡大を何とか食い止めたいですね。

(※各グラフはクリックすると大きくなります)

 

各国の様々な対応がニュースで流れています。何が本当の正解かは分かりません。国家の規模や状況に応じて最善と思われる対策に取り組んで、定期的に状況を振り返って判断していくしかないと思います。

というわけで、4月25日までのデータを用いて、「人口あたりの感染者数」を確認しました。感染者の絶対数では、US(アメリカ)の数値が桁違いです。ただ、欧米諸国に比べて、国土も人口も桁違いに大きいことと関係があるのは間違いないと思います。


人口あたりの感染者数」を見ることで、単純な「感染者数」「死亡者数」とは違うものが見えてきます。




人口100万人あたりの感染者数

【感染者上位の人口あたり感染者数】

感染者数を人口100万人あたりで計算した数値の累計トレンドグラフです。スペイン、ベルギーの数値が高いです。

絶対数のトレンドでは、USは次元が違う状況でしたが、これを見ると各国との状況にそれほど違いはありません。





感染上位国の100万人あたり感染者

【感染者上位の人口あたり感染者数】

上記の国を表データに置き換えてみると、各国の数値が確認できます。

スペインは100万人あたり4800人弱、1万人に48人、100人あたりにすると0.48人。私は京都在住ですが、小学校1学年に0.5人くらいのイメージです。

また、2週間前には感染者上位に出てこなかったロシアとブラジルがベルギーを超えて感染者が増えてきました。両国とも人口が多い(ロシア6位、ブラジル9位)ので、これから感染者が増えていくのかもしれません。100万人あたりで各国水準で見当すると、例えばこの先、ロシアで2倍~10倍くらいの感染者が出てきてもおかしくありません。




人口100万人あたりの感染者(アジア)

アジアの100万人あたりの感染者数

過去2週間の分析記事でピックアップしていたアジアの国の状況です。感染者数や死亡者数の増加が顕著だったインドやインドネシアですが、人口あたりで計算すると20~30人ということで上記の欧米諸国と比べるとかなり低い水準であることが分かります。

先週の分析で収束に向かっているとした韓国も人口あたりで見ると他アジアの国と比べると高い水準であることが分かります。

日本は104人ということですので、1万人に1人が感染者となります。

いろんな捉え方はあるかと思いますが、日本で行われている様々な取り組みは一定の効果があるといって良いと思います。



アジアの100万人あたりの感染者数

感染者上位の国と比べると一桁二桁の違いがあります。なぜだか理由は分かりません。これからまだまだ爆発的に感染拡大するのか、このままおさえていられるのか。。。



 

今日は人口100万人あたり感染者数を確認しました。Qlik Senseで確認した流れをアニメーションにしておきましたので見てみてください。



おわり



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